かなり前から右肩を壊している私。
程度としては、日常生活に支障は無いが、
ボールを投げると痛いレベルでした。
が、ここ数ヶ月で日常生活に支障を来たすレベルまで悪化。
そりゃそうです。
全力投球をしないとはいえ、痛めた状態でほぼ毎週末、
子供たちのバッティングピッチャーや、
キャッチボールの相手をして、
多ければ1日で4~500球投げる事もあります。
悪化して当然です。
何箇所か病院を回りましたが、一向に良くならない為、
ソフトバンクホークスのトレーナーも務められていたという方がやっている整体院へ。
言われた事は、全身ガタガタ。
その他たくさん言われましたが、キチンとケアしていけば、
痛み無く投げられる様になるとの事でした。
とりあえず、一安心です。
今日の本題はここからです。
施術中に、来院する子供の話も聞き、
これだけはやめてほしい起用法について教えて頂きました。
今日はその3つをお伝えさせて頂きます。
少年野球の起用で止めて欲しい起用3選
目次
①1日2試合投手をやる(1日80球以上投げる)
来院する子供たちの中には、「1日3試合投げた」と平気で言う子供もいたらしいです。
今は色々な大会で球数制限が出来たので、昔に比べれば減ってきたが、
やはり今でも1日で100球以上投げる子供たちが多いとの事でした。
1日80球でも多いくらいだが、投げさせるならそれくらいまでの数に留めて欲しいとの事です。
②連投
2日間での投球数がどれくらいまでならOKかを確認出来なかったのですが、
疲労の回復を考慮すると、連投は避けてほしいとの事でした。
今は、プロの中継ぎでも4連投以上させる事はまれです。
連投は、疲労が蓄積されていき、故障のリスクを上げるので、
大会日程等の都合も分かるが、出来る限り避けてほしいとの事でした。
③1日で投手&捕手をやる
これは「少年野球チームあるある」で、色々なチームで見るけど、
子供への負担(特に、肩・肘・下半身(膝))が大きすぎるとの事。
最後に…
いかがでしょうか?
このトレーナーの方も以前、少年野球チームのコーチをされていたそうですが、
他のチームの選手起用を見ていると、
子供たちが故障してしまわないか常に心配だったそうです。
特に、上手い子供はいろんなポジションをやらせても、
そつなくこなしてくれるから、どうしても負担が大きくなってしまいます。
勝つために必要なのは分かるが、
「その起用により、子供が怪我をしてしまう可能性が高くなる事」
「怪我をしてしまえば結局はチーム力が下がってしまう事」
トータルで考えたら、リスクの方が大きい筈なんですけどね…との事でした。
同じ様な思いをされている方もいて、私自身ホッとした部分もありますが、
そんな起用法で故障してしまう子供たちが多い事を聞かされ、
まずは自分たちのチームから変えていかなければと思いました。
しっかりと今日の内容をスタッフ間で共有して、
今後の起用法等に繋げられる様にして参ります。
少年野球の監督・コーチをされている皆様。
今一度、自チームの起用法には問題ないか、考えてみてはいかがでしょうか?
ではでは。
また次回m(_ _)m