先日の練習試合で久しぶりに息子の右打席を見ました。
(※素振りは家でよく見ていますが、実践で見るのはかなり久しぶり)
率直な感想は…
『振りが鈍すぎるし、
タイミングも全然合ってねぇ(;´Д`)』
結果、簡単に三球三振…。
おいおい…。
左に比べれば、日頃の素振りでも振りが鈍いのは分かっていたのですが、
試合結果を聞くと、右打席でも長打を打ったりしていた様なので、
タイミングを取るのが上手かったり、試合になると変わるのかな?と、
思っていたのですが、全くそんな事はありませんでした。
息子の打席を見終えた後、
『左に専念させた方が良いのかな~』と、悩んでいると…。
息子は監督に呼ばれ、話し合い…。
これは次の打席、投手が変わらなければ、左打席で入れって事かなと…。
そして2打席目。
先発の左投手は変わらず、息子が打席に入ったのは、やはり左打席でした。
ただ、問題はここから。
1年半ぶりくらいになる左対左で、しかも若干サイド気味の変則タイプ。
振りが変化してしまわないか…。
ボールの見え方に戸惑い等はないか…。
そう思って見ていた初球!
いつものフルスイングでライト前に強烈な打球!!
結果はライトゴロになってしまいましたが、
左対左も苦にせずしっかり対応出来ていました(^^;)
『なんやねん!その適応力!!』
こりゃ、左打席に専念かなと…。
まだ、1打席、しかも1球だけですが、
家に帰ってから本人に確認すると、左打席に専念してやってみるとの事。
私からは、
『そやね。その方が良さそうやね。
変則的な左腕でもしっかり打てるんやったら、左打ち専念でも大丈夫やと思うわ。
体のバランス整える為の右のスイングは続けるんやで。』
と、だけ伝えました。
元々は、右打ちだった息子ですが、
小学5年生の冬休み明けに、コーチに勧められて左打席へ。
小学5年生の夏に野球を始めた息子は、
ようやく右のスイングもよくなってきていた頃だったので、
私からはスイッチヒッターを進めるも、
今度は監督から『時間も無いからどちらかに絞った方が良い』と言われ、
息子は自分で決断して左打席へ専念していました。
そこから1年間の左打席専念を挟んだ後、
中学硬式になり、再度スイッチヒッターへの挑戦が始まりましたが、
ここで一旦、息子のスイッチヒッターへの挑戦は終了となりました。
スイッチヒッターへの勧めは、私からの勧めでした。
日本ではとにかく右投げ左打ちが多いです。
特に足の速い選手は、左打ちの選手が大半になります。
そんなライバルがめちゃくちゃ多い中で競争するくらいなら、
スイッチヒッターで、どちらでも打てて足も速いという
特徴を持たせておきたいという思いと、
松井稼頭央の様な選手になって欲しいという思いがありました。
まぁ、半分は親のエゴでしたので、良い夢を見させて貰ったと思っています。
松井稼頭央の様に右でも左でも長打が打てる事を目標にさせいたので、
左打者に専念したとしても、現状は長打も打てる足の速い左打者になっています。
今後、左打席に専念して息子がどの様な選手になっていくかは分かりませんが、
左打席に専念する事で更に打撃に磨きがかかってくれればなと思います。
ではでは。
また次回m(_ _)m