昨日の記事(こちら)に引き続き、本日は投手編です。
投手の蓄積データは、野手よりもかなり大事だと思います。
試合中、1番体の負担が大きいのは投手と捕手です。
また、肩・肘の怪我は、その後の選手生命にも関わってきますし、
絶対にオーバーユースで故障させてはいけないと思っています。
その為にも投手の蓄積データは必須だと思います。
投手の蓄積データをしっかりと取っていれば、
捕手のデータもある程度割り出す事が可能になります。
野手は最悪蓄積しなくても良いので、
投手のデータだけでも取る事をおすすめ致します。
では、早速私が蓄積しているデータのご紹介です。
登板数・トータルイニング数・1試合平均イニング数・総打者数・総投球数・平均投球数
被安打・四球・死球・平均四死球数・奪三振・失点・自責点・防御率
重要視しているのは、1試合平均イニング数、総投球数・平均投球数、平均四死球数です。
当然ですが、投げさせ過ぎに注意する為に、球数に関する数値を重要視しています。
小学生なので、どうしても与四死球数、奪三振数が多くなり、球数が増える傾向にあります。
その為、イニング数は大した事がなくても、球数が多くなることもしばしば。
こちらできちんと把握しておき管理する事で
オーバーユースを防ぐ事が大切だと思っております。
ちなみに、もっと、投げたいという子ども達が多くいますが、
そういう子ども達には、
『もっと投げたかったらコントロール良くして、球数を減らそうね。』
と、伝えます。
もちろん、コントロールをよくするための取り組みも、
日頃のキャッチボールから、投球練習の様に丁寧に投げる意識を持たせる様にしております。
今後は更に、球数制限も厳しくなると思われます。
今のうちから厳しめに管理しておけば、
慌てる必要も無く、チーム全体の底上げにも繋がります。
子どもたちの怪我防止に繋がり、且つチーム全体の底上げにも繋がる。
面倒ではありますが、メリットの方が遥かに大きいと思います。
球数管理、データ蓄積をされていないチームは、
この機会に始めてみてはいかがでしょうか?
ではでは。
また次回m(_ _)m