先日の金縛りに続き、不思議な体の症状についてのお話です。
経験のある方もいらっしゃるかも知れませんが、
その症状とは、自分の手足がものすごく小さく感じたり、
逆に周りの物が大きく見えたり、は
たまた時間の経過が超スローモーションになったように感じる症状です。
なった事が無い人には全く分からない症状ですが、
実際にそのように感じる症状を『不思議の国のアリス症候群』と呼びます。
この症候群の名前は、ルイス・キャロルの児童文学『不思議の国のアリス』で、
薬を飲んだアリスが大きくなったり小さくなったりするエピソードに因んで、
付けられたと言われ、作者本人もこの症状がきっかけで書かれたのでは無いかと言われています。
このような症状がどのようにして起こるのかはまったくの不明ですが、
EBウイルスと言われるウイルスが原因で発症することが多いようです。
この不思議の国のアリス症候群は、子供に多く見られる症状で、
成長するに連れ症状は出なくなる事が一般的だそうですが、
症状がひどかったり長期にわたって続く場合は、
『神経内科』『脳神経外科』で診てもらうと良いそうです。
ちなみに、私は小学2~4年生頃に頻繁に現れ、
夜になると頻繁にその症状が現れ、ギャン泣きしては、
親に『そんな事があるか!!!』と、
激ギレされて、挙げ句の果てには、
嘘つきに対する罰として離れにある電灯もない物置に閉じ込められ、
その中でギャン泣きするという地獄の記憶が残っております。
そんな地獄の様な記憶でしかない、症状が症状がつい数日前に現れました。
大人になってからは、記憶にある限りでは2度目です。
数年前の単身赴任中に極度のストレスから発症して以来です。
大人になってから、この症状が実際に起こる事なのだと知ってからは、
恐怖を感じる事無く冷静に感じる事が出来ましたが、
知らない人からすれば、かなりの恐怖だと思います。
特に小さなお子様の場合は、かなりの恐怖だと思います。
自分の手足が小さく感じたり、目に見える物が大きく感じたり、
バーチャルな世界でしか起こりえない様な事が実際に感じられるのですから。
もし、ご自身のお子様が、そのような症状を告げてきた場合は、
『嘘だ』『幻覚だ』と決めつけ怒鳴ったり、
果ては物置に閉じ込めるなどせず、症状が収まるまでそっと傍にいてあげてください。
ウイルスが原因の1つと言われていますが、
経験者からすると、これも過度なストレスが大きな原因の1つだと思います。
(子ども時代は、いじめられていた事、親の毎晩の大喧嘩、大人になってからは仕事のストレス)
出来る事なら、何がストレスの原因になっているのかを聞いてあげ、
そのストレスを軽減してあげて貰えればと思います。
ではでは。
また次回m(_ _)m