速さは武器になる

今日は仕事にも活かせる武器のお話です。

先日、中学1年生の息子が突然、

「タイピングの練習をしたい」

と、言ってきました。

先日の中間テストの内容を見ていたら、

PCの基本操作等を学んでいるのは知っていましたが、

どうやら現在、タイピングの練習を学校の授業でやっている模様。

今後も基本的なPC操作スキルは必須スキルだと思っていまいしたので、

息子がPC操作やタイピングに興味を持つ事は非常に良い事だと思いました。

とりあえず、その日は私が知っているタイピング練習が出来るサイトで、

息子がどの程度タイピングが出来るのかを確認しました。

ちなみに…。

私は商業高校の情報処理科出身、

且つ専門学校もPC系の専門学校を卒業しており、

タイピングには結構自身があります。

息子が学校で練習しているサイトでの結果は下記の通り。
(使用サイト:P検 無料タイピング練習

暫くの間、速さと正確さを意識してタイピングしていなかった事もあり、

ちょっとミスが多いですが、速さとしては良い方かなと思います。

さて、息子のタイピングについてですが、結果は全然ダメダメでした。

色々と駄目ポイントはあったので、その改善方法と、速くなる為のコツを伝えました。

今回は、そのコツをお伝えしようと思います。

目次

タイピングが速くなる方法

基本的には、ひたすらタイピングソフトで練習するしかありませんが、

ただ闇雲に練習しても大して速くはなりません。

下記の事を意識しながら練習する事です。

①ホームポジション(指の配置)に指を置く感覚に慣れる

左手の人指し指が“F”、右手の人指し指が“J”を起点にして、

指を各ボタンに添えて置く場所を「ホームポジション」と言いますが、

最初のうちはこの場所に指を置いておく事すら窮屈に感じると思います。

まずは、ホームポジションに正しく指を置く事に慣れましょう。

その為には、1文字打つ毎に必ず元の指の位置に戻す事です。

面倒ですが、まずはこれを確実に行う事が後々のスピードアップに繋がります。

②ホームポジションのキーの位置を覚える

①とほぼ同時進行になるのですが、

ホームポジションに指を置く事に慣れながら、

ホームポジションにあるキーを覚えていきましょう。

③ホームポジション以外のキーの位置と、使う指を覚える

ここで大切になるのは、

キーに対して押す指は決まっている」という事です。

キーの位置を覚えると共に、「どの指でどのキーを押すか」も、

合わせて覚えていきましょう。

ちなみに、ここが1番挫折ポイントです。

それは、「小指」、「薬指」が動かしにくい事が理由です。

日頃、薬指、小指を使う事は滅多にありません。

まして、薬指、小指でボタンを押す事は無いでしょう。

そんな使用頻度の低い指を使うのですから、最初は動かしにくいのは当然です。

が、とにかくここは、我慢して小指、薬指を我慢して使ってください。

我慢して使い続ければ、必ず慣れてきます。

途中で挫折しない様に粘り強く使い続けましょう。

④速さを捨てて、正確さを追い求める

①~③を意識しながらタイピングを続けるのですが、

正しい指の動きが出来る様になるまでは速さは捨てて、

なによりも正確さを優先してください。

必ず後からスピードが身についてきます。

⑤キーボードを見る回数を減らす

①~④が出来る様になってくれば、徐々にキーボードを見る回数を減らして行きましょう。

最終的なゴールは、「キーボードを一切見ずに打てる様になる事」ですが、

意識的にキーボードを見ずに画面だけを見続ける様に意識すれば、

徐々にキーボードに目線を落とす回数が減っていきます。

⑥出来れば毎日、少なくとも2日に1度はタイピング練習を行う

人間は忘れる生き物です。

体に身に付けたものは簡単に失われない様にはできていますが、

そこに至るまでは体から失われていくのは早いものです。

出来る限り感覚を空けずに繰り返し練習しましょう。

最後に

いかがでしょうか?

面倒臭いですか?

面倒臭いかも知れませんが、我流でタイピングをしていた人は、

どこかに無駄な動きがあるのですが、

無駄な動きが排除される分だけ、間違いなく速くなります。

息子にも①~⑤の内容を伝えております。

息子がどれ程の上達を見せるかは分かりませんが、

上記の事を意識していれば、1ヶ月もあれば私と同レベルまでいけると思います。

ちなみに、以前勤めていた職場でも、タイピングの速さから、

どうしたら速くなるのかをよく聞かれる事がありましたが、

毎回上記の事を伝えておりました。

が、だいたいの人が、途中(③&④)で挫折してしまいます。

まぁ、業務に支障が出る部分もありますので気持ちは分かります。

気持ちは分かるのですが、後々の事を考えれば、

今の速さを捨てて、より速くなる方法を選択するべきだと思います。

ちなみに、頑張って続けた人は、100%速くなっていますし、

中には私を抜き去った人もいました。

結局は、本気で速くなりたいと思うかどうかです。

私は、“正確さを兼ね備えた速さは武器”だと思っています。

人が限られた時間で5しかできない仕事を10出来れば、

生産性は2倍ですし、その人の価値も2倍だと思います。

タイピングは基本的なスキルですが、

使用頻度も高いので、大きな差に繋がると思います。

頑張れば誰にでも身に付けられるスキルですので、

仕事でPC操作が多いのにタイピングに自信の無い人は、

今からでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

余談ですが、スマホのフリック入力も身につけ方は一緒です。

慣れるまでは時間がかかりますが、確実にフリック入力の方が早いです。

どちらも結局は「慣れるまで我慢して続けられるか」ですね。

ではでは。

また次回m(_ _)m

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